全てオリジナルのなぞなぞです。どうぞ楽しんでいってください♪

殿堂入り -みゆさんのまとめページ-


初投稿日 2011/02/01
最終投稿日 2014/11/28(当ページ作成時点)
全問題数 103問(無回答5問除く)
正解数 97問
不正解数 6問
全投稿数 113回(コメントのみ含む)
瞬殺MVP数 11回

約3年10ヶ月の長い間お付き合い頂き、たくさんのご投稿をどうもありがとうございました!^-^
みゆさんのヒント前連勝を止めるために、必至に超難問を作っていた日々が懐かしい~。
みゆさんは、ご自身もなぞなぞを作成されているとのことで、本当に手強かった!
また、長文の「回文」を作れる素晴らしい才能をお持ちなのでした。
そんなみゆさんの全投稿の中から、管理人が選んだ素晴らしいコメントをご紹介します♪


【2012/05/08 投稿】
Q.Aさんが 「父は不正を許さない、とっても怖い人なの」 と話すと、それを聞いたBさんは 「本当はそんな人いないんじゃない?」 と言いました。さて、どうしてでしょう?
------ みゆさん解答 ------
設定:Aさん=バレーボール選手(セッター)、Aさんの父=その監督
「いなせな賢い厳格な父、泣く寒稽古しか為せない」
「ストレスはいつも軋む体育館、厳寒。幻覚、胃痛む、四季もつい忘れトス」
------ ちょこっと解説 ------
「 」の中が、さりげな~く回文になってるのです!
これを見た時の感動は忘れられません!!

【2012/06/11 投稿】
Q.お引越しをすると、お金が貯まりそうな気がする家電は次の内のど~れだ?
  ①電動歯ブラシ ②コーヒーメーカー ③布団乾燥機 ④ウォシュレット

------ みゆさん解答 ------
『冷凍網タイツ、タモリ無惨。ベンチ、蔵に納戸や母屋、腐りかけだね。
 蟹も何処移転か二転三転。弁天さん手に鑑定。子供に金だけ借り、
 昨夜も親どんなに楽ちん。便座無理、もたついた見合うトイレ。』

意味は不明ですけど、それなりにいい出来です(自画自賛)
あ、さすがに「弁才天」は入れられませんでしたけどね~
------ ちょこっと解説 ------
こちらは更に長い回文・・。しかも、答えを入れつつ、「タモリ」「納戸」「もたついた」と、以前の宿題なぞなぞの答えを入れてくださってます。
更に更に、管理人が初めて作った「冷凍トイレ」という回文まで入れてくださってるのでした~。アッパレ!!

【2012/08/05 投稿】
Q.絶対採用してくれなさそうな面接官が、よく飲んでる物ってな~んだ?
------ みゆさん解答 ------
いや今回のは違わない意味で難しいんですけど・・さっぱりわからなくて悔しいので長文でお返しします。

『ワイン』
 彼はその日、定年退職で長年勤めた職場を去ろうとしていた。
 振り返ってみれば長いような、あっという間だったような四十数年間である。
 彼は腕利きの面接官としてこの会社に多大な貢献を残していた。
 彼が採用した人材は皆成績優秀で、現在の幹部クラスはほとんど彼が採用したと言っても過言ではない。
 彼は面接するだけでなく、入社後の面倒見も良かったので後輩からは慕われていた。
 しかしそんな後輩たちは口を揃えてこう言うのである。
 「あの人の面接はまったく受かる気がしなかった」と・・。

 さて、時刻は夕方、退社の時間が近づいてきた。すなわち彼のサラリーマン人生最後の瞬間である。
 彼のデスクにはひっきりなしに入れ替わり立ち替わり誰かがやってきてねぎらいの言葉を掛けたり、感謝の念を伝えたりしている。
 それは言うまでもなく彼がこれまで育ててきた社員たちである。
 どこそこの課の課長やら、取締役という肩書きの付く者もいれば、入社数年の若造もいる。
 ある女子社員数名からは、大きな花束が贈られていた。
 この花束を抱えて電車に乗ることを想像すると幾ばくか恥ずかしい気持ちもあったが、それも今日でこことはお別れだということを実感するには、あり余る出来事だった。

 ひと通り皆からの挨拶も済んだかと思いきや、一人の男が彼のところにやって来た。
 その青山という男は今年入社したばかりで、これも例に漏れず彼が面接し採用したのである。
 この新入社員を面接したとき、彼は何か不思議な直感を得ていた。
 啓示と言ってもいいだろう。学歴欄など目もくれずに心の中では合格を決めていた。
 だがもちろん表情には一切出さず、やはり青山も先輩たち同様、採用されるとは到底思えなかったと述懐している。

 そんな新人からは、1本のワインがプレゼントされた。
 何やら聞いたこともない銘柄だが、青山いわく彼の年齢と同じ年代物のワインだそうだ。
 ふと立ち寄った雑貨屋で、(酒屋などでなく雑貨屋だと言う)店主とおぼしき老婦人が何故か青山が贈り物を探していることを見透かしたように、このワインを薦めてきたのである。
 ワインの知識に乏しい青山でも、それが赤ワインであることくらい解ったし、ラベルに書いてある文字から産地はどうやらイタリアのようだった。
 しかし、それが「良い」物なのか「悪い」物なのか、青山の拙い知識ではどうにも判断がつかない。
 果たしてあの鬼の面接官の御眼鏡にかなう代物なのかどうか。
 だが、その赤ワインの生産された年がかの面接官の生誕した年と一緒、という何だかありがちな話だけども青山はそこが気に入ってそれを購入し、贈ることに決めた。

 その古びたワインを受け取った彼は、少々戸惑い気味だった。
 酒は嗜むがワインは範疇ではなかったのだ。しかしこれも花束と同様に彼の感慨を増幅させるのに一役買っていた。
 青山が、ふと思い出したように彼に言った。
「そういえばあの店のおばあさん、こんなことを言っていましたよ。
 『このワインは、音がするんじゃよ』って。
 僕には何も聴こえませんでしたけどね」
 彼は少し怪訝そうな顔をして、騙されたと思ってそのボトルに耳を付けて目を閉じた。
 初めは音など何も聴こえなかった。
 しかし、数秒だか数分だかわからない時間の流れの中で、彼の耳には確かに音が聴こえてきた。

 同時に、走馬灯のように彼の半生の記憶が甦り、彼がこれまで数え切れない程おこなってきた採用試験も、それを受けて合格した者、不合格だった者たちの顔さえも、彼のまぶたの裏にフラッシュバックしていた。
 その閉じた目の隙間から、ひとしずくの涙がこぼれ落ちたとき、彼はつぶやいた。
 「古い音してきたな・・」
 
  - 終 -
------ ちょこっと解説 ------
小説のようにワクワクと読んじゃいました!最後の一行、皆さん、ちゃんと変換して読んでくださいね。

【2013/01/11 投稿】
 Q.A君「僕、あの人苦手です」
   B君「なんでや?」
   A君「なんとなくですけど」
   B君「なんやそれ。俺は・・・」
  この後、B君は自分の名前を言いました。さて、B君はだ~れだ?

------ みゆさん解答 ------
  B君「なんやそれ。俺は好きやなー。アイツのプレーは観客を沸かせるしな。C、お前の感想はどうや?」
  C君「どっちでもあらへん。そのへん割り切っとるわ」
  B君「Cはドライやなー」
  A君「大体アイツ、ポッと出の新人のくせにでかい顔しすぎなんですよ」
  B君「それがAのそうじきな気持ちかいな(笑)」
  C君「まぁAも去年の新人王なんやしもっと誇り持てや」
  A君「そうですけど・・。あ、それよりB先輩、こないだみたいなスキャンダルは気をつけてくださいよ。先輩は球界一の高額年俸プレーヤーなんですから」
  B君「やかましわ(泣)」
  C君「そういえば来シーズンの新監督決まったらしいで」
  A君「ああ、プレス発表されてましたね。なんだか上機嫌なじいさんでしたよ」
  B君「Aも好き嫌い言ってないで皆と仲良くせなあかんようなるで」
  A君「どうしてです?」
  B君「あの監督の持論がな、『自分を犠牲にしてもチームに尽くすチーム愛論』らしいんや」
  A君「うわぁ、熱そうですね(笑)」
------ みゆさん解説 ------
途中のA君の会話に「スキャン」と「高額=光学」が隠されてます。
------ ちょこっと解説 ------
A君=掃除機 B君=スキャナー C君=ドライヤー
新監督が誰なのかは、分かりますね?

【2013/02/04 投稿】
 Q.自分は周囲の人とちょっと違うな…と感じているAさんが、食堂でよく食べるメニューはな~んだ?
 ------ みゆさん解答 ------
 Aさんは子供の頃から瞳の色がちょっと違う、目が真っ黒っ子。
 角膜どーなる?どーする?と悩んでいました。
 強いて移植すべきか・・しかし臓器などを闇で斡旋する、いわゆる仲介屋との契約を躊躇していました。
 なぜならドナーが見つかるまでの間毎月、契約更新料と称して多額の現金を要求されるのです・・。
 友達からはそこまでしなくてもカラーコンタクトでもしとけば?と言われるけど、Aさんは「カラコンの中には試練がある」と、訳のわからないことを主張するばかり。
 そんなある日、お昼ごはんを食べにお店に入ったAさん。
  Aさん「メガマック6個」
  店員「うちはマクドナルドじゃありません・・(6個も食うんかい)」
  Aさん「そっか・・じゃあC定食で」
  店員「本日の日替わりC定食は八宝菜となっております」
  Aさん「中華イヤだな・・和風の何かないの?」
  店員「おすすめは辛子蓮根です」
  Aさん「じゃあそれで」
  店員「うちのオリジナル辛子蓮根は香辛料たっぷりです(ニヤリ)」
------ ちょこっと解説 ------
「中華イヤだな」=「仲介屋だな」とか、「カラコンの中に試練」=「辛子蓮根」みたいなのが、色々散りばめられてますよ~。

【2013/04/14 投稿】
 Q.あまり店番に向いてないAさんの年齢は、次の内のど~れだ?
   ①13歳 ②43歳 ③83歳

------ みゆさん解答 ------
 13歳「だって僕、店頭より厨房のほうが合ってるし」
 83歳「ワシに店番なんぞやらせたら、破産するわい」
 43歳「俺だって忙しいっちゅうねん」
 13歳「あ、そうだ僕も遊びに行く約束してたから、店居ねんだよ」
 43歳「じいさん、とりあえず5個売れー」
 83歳「もうじき総指揮のワシの言うことが聞けんのか!」

 ブラックなオチでいいのかしら;;
------ ちょこっと解説 ------
これも「厨房」=「中坊」みたいなのが全行に入ってま~す!

【2013/06/04 投稿】
 Q.秋葉原に遊びに来ていたA君は、友達をメールで秋葉原に誘いました。
  すると、何を勘違いしたのか、友達から「あるよ」と返信が来ました。
  さて、何があると言うのでしょう?

------ みゆさん解答 ------
 A「あきばこない?」
 B「あったかくしてたよ」
 A「じゅんびいいね^^どれくらいでこれそう?」
 B「うーんそこからふたえきたいつかっていこうそまっててね まっくろくじかけるかな」
 A「うえのとまりそうなのりかえなかったときのためにあるかないかきいておくよ」
 B「あるよ」
 A「え?」
 B「え?」

 <Aの変換>
 A「アキバ来ない?」
 B「暖かくしてたよ」
 A「準備いいね^^どれくらいで来れそう?」
 B「うーん、そこから二駅、タイツ買って行こ。嘘。待っててね、マック六時、駆けるかな」
 A「上野止まりそうな乗り換え無かったときのために、歩かないか聞いておくよ」
 B「有るよ」
 A「え?」
 B「え?」

 <Bの変換>
 A「空き箱無い?」
 B「あった、隠してたよ」
 A「準備いいね^^ どれくらいデコれそう?」
 B「うーん、底から蓋、液体浸かって以降染まっててね、真っ黒く。字書けるかな。」
 A「上の留まりそうな糊買えなかったときのために、有るか無いか聞いておくよ」
 B「有るよ」
 A「え?」
 B「え?」
------ ちょこっと解説 ------
もう本当、脱帽!天才!

【2013/07/01 投稿】
 Q.仮面ライダーが、嫌っている季節ってな~んだ?
------ みゆさん解答 ------
 しょ、初夏・・?ショッカー・・?
 これまたボケがあれなので、回文でお茶を濁します。
 『信頼感なんか夏の頃、裏仮面ライダーだ。要らん、目から鱗のツナ缶なんか要らんし』
------ ちょこっと解説 ------
「ツナ缶」も、以前の宿題なぞなぞから入れてくださってます♪

【2013/08/11 投稿】
 Q.どんな映画を観ようか迷っていましたが、ある場所に行ったら、怖い映画をおすすめされた気分になりました。さて、ある場所ってど~こだ?
------ みゆさん解答 ------
 そこは、人類史上で最も古いと言われている人造のトンネルらしいんですけど、何せ数千年前のものですから、一部崩れて先に進むことが出来なかったのです。
 僕はその調査団に参加していました。この調査が終わったら映画でも見に行こうかと思ってるんですけど、怖い話は本当は苦手なんです。
 でもなぜか「貞子」が出てくる映画とか見ようという気分になりました。
 あ、調査結果を書いておきますね。
 最古洞穴(ほらあな)洞穴(どうけつ)削っていったのですが、いつの間にか螺旋っぽい階段みたくなってました。
------ みゆさん解説 ------
最後の二行
  ↓
サイコホラーなど受け付けずって言ったのですが いつの間にか「らせん」っぽい怪談見たくなってました。

【2013/08/22 投稿】
 Q.今までに経験した苦労を数えようとしたら、全く無かったというAさんは、優しい人?それとも冷たい人?」
------ みゆさん解答 ------
 寂しく怪談 泣く子異例さ 遺体0個 苦難無く
 来い例大祭 冷酷なんだ 威嚇しミサ
------ ちょこっと解説 ------
これも回文なんですよ~!
しかも完璧な答えと、前回のホラーの続きみたいになってるし・・・も~、みゆさんの才能がホラーです(笑)

【2013/11/05 投稿】
 Q.点々を何個か取ると、結婚する人が多くなる歌ってな~んだ?(※万人が知っている歌です)
 ------ みゆさん解答 ------
 ええ、笑顔スマイルだけど、けたたましく追伸。昨日よりジングルベル、軍事利用の禁止!
 厳島叩けど、気怠いマスオが「えぇぇ!?」
 ------ ちょこっと解説 ------
 はい、これも回文なんですよ~。回文じゃないっぽいとこがすごい!

【2013/11/18 投稿】
 Q.ショウ君が、アンちゃんから貰うと、良くない事が起こりそうな物ってな~んだ?
------ みゆさん解答 ------
 ショウ「アンちゃん、今朝くれたもののせいで電車に間に合わなかったよ~」
  アン「乗り遅れたのね」
 ショウ「そうそう、ってなんでやねーん!」
  アン「ノリツッコミね」
 ショウ「水戸黄門の登場人物に糊付けしたらアニメの登場人物になったよ」
  アン「のり助さんね」
 ショウ「正確なビートとかけまして新装開店で蕎麦に使う具材が大安売り、とときます」
  アン「どちらも、テンポよく刻みノリやすい/店舗良く刻み海苔安い、ね」
 ショウ「ところでこの漫才、オチあるの~?」
  アン「暗礁に乗り上げたのね」」

【2013/12/05 投稿】
 Q.いつもコメントをくださる皆さんと、管理人の私。
  もしも戦いを始めたら、降参しちゃうのはどっち?

------ みゆさん解答 ------
<前回の続き>
 ショウ「ところでアンちゃん、こないだもらった海苔、学校行く途中に食べたんだけどすごいおいしくて幸せな気持ちになったよ~。
 でもちょっと変わった海苔だよね?」
  アン「降伏の勧告のりで投降したのね」

【2013/12/11 投稿】
 Q.長年練習を積み、オリンピックで金メダルを獲得したAさんが、まずお墓参りに行きたがったのはどうしてでしょう?
------ みゆさん解答 ------
 <前回から10年後>
 ショウ「あれからアンちゃんの言うとおりに海苔を食べ続けてたら体重も増えてきてさ、つらい練習にも耐えぬいてこられたよ」
  アン「(海苔肥えてきたのね)」
 ショウ「夢だった金メダルをとれたのもアンちゃんのおかげだよ。あ、それともう一人、コーチにも感謝しなきゃ。僕なんかのためにつきっきりで教えてくれたんだ」
  アン「(専属擁したのね)」
 ショウ「こうして報告できて安心したよ。でもアンちゃんの夢だった保育所の先生にはなれなかったね」
  アン「(ほ、墓参ね)」
 ショウ「僕だけ夢を叶えたからって恨まないでよ。それにしても他に誰もいないなぁ、たしか今日ってお墓参りする日じゃなかった?」
  アン「(ちっともひがんじゃないわよ。相変わらず時期外れね)」
 ショウ「僕らが高校3年だったときから毎年ここに来てるよね」
  アン「(高3から参ってるわね)」
 ショウ「あのときのアンちゃんの最期の言葉が僕を金メダルに導いてくれた気がするよ」
  アン「(『五輪、柔道して』そしてショウくんも言ったね)」
 ショウ「ご臨終、どうして・・」
  -完-
------ ちょこっと解説 ------
ここまでの「アンショウ3部作」もすごいですねぇ~。きっちり正解も入ってて。最終回はドラマを観ているようでした♪

【2014/03/24 投稿】
 Q.とっても尊敬している恩師と飲みに行ったAさん。さて、どれぐらい飲んだでしょう?
------ みゆさん解答 ------
【事件ファイルNo.824 研修医殺人未遂事件】
 被害者:Aさん E大学病院の研修医
 被疑者:C E大学病院に勤める看護師D子の夫
 事件内容:○月○日、E大学病院の教授B氏は、教え子である同病院の研修医Aさんを誘ってバーに来ていた。

 B氏「ここの湯豆腐は絶品だぞ、ただし何万円も取られるんだ!わははは」
 Aさん「それってぼったくりバー・・」
 B氏は超有能な医師で、誰からも一目置かれる存在であり、それはもはやカリスマ的と言っていいほどであってAさんにとってもB氏は崇拝の対象であった。
 二人が飲み始めてから1時間ほど過ぎた頃、Aさんは急に強い眠気に襲われた。
 Aさん「目、痛てー」
 B氏「どうした、まだ数杯しか飲んでいないのにもう酩酊か?寝たら顔に落書きするぞ、わはははは」
 ほどなくしてAさんは眠りに落ちて、B氏は約束どおりAさんの額にマジックで文字を書き入れていた。
 見事な達筆だった。
 B氏は調子に乗って、2文字目を書いた。2文字目は上手く書けなかったようだ。
 ここで、凄腕医師のB氏は異変に気づいた。
 B氏「大変だ!」
 B氏は医者としては優れていたが、男女の関係にはだらしがなかった。
 病院内の看護師に手を出すことも度々あった。
 D子もそんな一人であったが、問題なのはD子が既婚者であったことだ。
 自分の妻がそんな関係にあると知ったCは、B氏に対して激しく殺意を覚えた。
 そして決行に移した。
 その日、病院から出てきたB氏らの後を付け、他の客に紛れてバーで機会を伺っていた。
 B氏らがトイレに行った隙に、Cは用意していたメチルアルコールをグラスの中に混入させた。
 二人が席に戻ってきたときにはもうCの姿は店内に無かった。
 Cは重大なミスを犯していたことに気づいていなかった。
 Cがメチルアルコールを注いだグラスはB氏のものではなくAさんのだったのだ。

  B氏「大変だ!意識混濁!」
 しかしB氏の迅速かつ的確な処置のおかげでAさんは一命を取り留めた。
 後にB氏はこう述懐する。
 「あのとき、Aの額に『と』なんて書かなければよかった。
  そうすれば死にかけることもなかったろう・・・」

 会話の「  」以外の文章には、特に何も隠されてませんのであしからず
------ ちょこっと解説 ------
この一つ前の宿題なぞなぞ
「Q.平仮名の練習をしていたAちゃんが、た行のどれかを完璧に書けた時、自分は悪くないのに災難におそわれました。さて完璧に書けたのは「たちつてと」のどの字?」
に対する、みゆさんの回答が『「と」ばっちり弟子に書けた!』だったのですが。
この謎を解かないと、今回のオチに辿り着けません。
それから、唐突に見える「湯豆腐」や「ぼったくりバー」も、ちゃんと以前のなぞなぞから入れてくださっていて、管理人にしか分からない部分もあるのですが、本当~に読んでいて感動モノなのです。

【2014/12/06 投稿】
 Q.方舟に予定よりもたくさんの動物が集まってしまい、ノアはどれを乗せたらいいのか分からなくなりました。
  さて、乗るのが難しかった動物はどれぐらい?

------ みゆさん解答 ------
  男「あのさノア」
 ノア「なんだい旦那」
  男「夜、鼠は見ず寝るよ」
 ノア「もうこんな機敏性無いが舟かじるあのマウスか。豪雨動かす馬の主(あるじ)かね?不甲斐ない線引き難航も・・」
 馬の主「そういう行為、嘘」
 ノア「涙雨と嘶いた神馬(じんめ)関係無いのか。罰かこの豪雨、雨後の枯渇。馬鹿のいない喧嘩免じたいな。ナイトメアだ、見な」
 預言者「汝、振り向く。雨具乞う小熊、悪夢。理不尽な」
  男「預言懺悔よ」
 ノア「サイ飼う木霊、デネブ琥珀に瞬いて道示しアドリブやめ。いかんせん千匹が漏れた埋め合わせの世話。
 雨打たれ、もがき、便箋千回目破り、ドア閉め、死地見ていた。たまに苦、方舟でまだこうかいさ」

 ノアさん解説「最後、航海と後悔を掛けたんですよ(ドヤ)」
------ ちょこっと解説 ------
最後のご投稿も回文で仕上げてくださいました!
この完璧な文章の中にも、たくさん以前の宿題なぞなぞを入れてくださってます。もう泣いちゃうかも~!


みゆさん、このサイトのためにたくさんのお時間を使って頂いて、改めてどうもありがとうございました。
ずっとお元気でいてくださいね。
(by.管理人 2015/01/12)


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